2018年10月の記事一覧
情技タイムズ2018 vol10
9月21日(金)情報技術科1年生は校外学習に行きました
天気はあいにくの雨、1年生初めての現地集合です。まず、一か所目は飯田橋駅近く
『東京理科大学 近代科学資料館』
創立140年近い歴史を持つ私学随一の理工系総合大学
計算機、録音技術の歴史、マイコンの歴史、パソコン・コンピュータなど
数多くの歴史的価値の高いものが展示されています。
初代Mac!先生たちには懐かしく、生徒には目新しく見えます。
普段は授業でキーボードを打つ生徒も初めて見るタイプライターに夢中です。
身近なものでは歴代のゲーム機が展示されていました。
1960年から理科大に使用された電子計算機。
真空管より安定したパラメトロンというものを使用して日本で開発されました。
アナログ微分解析機は微分方程式を解くための計算機です。
現在、理科大の大学生の方が微分解析機再生プロジェクトを行っていて、
実際に動くところを特別に見学させていただきました。
理科大の学食も利用させてもらいました。
再び電車で押上駅に移動し、二か所目に向かいます。駅の8階に直結した
『千葉工業大学 東京スカイツリータウンキャンパス』
日本で二番目に長い歴史を持つ私立工学大学
千葉工業大学の研究活動を通して生まれた最先端技術を応用した未来体験スペース。
AreaⅠでは「ロボット技術」「人工知能」「惑星探査プロジェクト」などが
AreaⅡでは「宇宙ツアー体験」「AR」「流星観測カメラ」等が展示されています。
<AreaⅠ>
原発の内部調査でも活躍したロボット。
階段も自由自在に上ることができ、カメラで周囲の状況を確認できます・
操作にはゲームコントローラーを使用し、操作しやすくなっています。
穴の開いたただの紙に人が触れると、紙の情報が動画で流れ出します。
まるでタブレットコンピュータのようにタッチで反応します。
生徒に一番人気だったのがこれ!
3Dセンサーで人間の形を読み取り、その形に■のオブジェクトが集合します。
●のオブジェクトが流れてくるのでそれにあたらないように避けていくものです。
自分と連動するキャラクターを動かすゲーム性とシンプルなルールが生徒の興味を引きました。
2足歩行ロボット
100キログラムまでのものを持ちあげることができます。
ハナノナ
画像で読み取ったものを、人工知能が判断しなんの花に近いか名前を出力します。
次世代の自動車
8つのホイールと32個のモーターを搭載し、その場で回転することや横移動走行もできるすぐれもの。
<AreaⅡ>
宇宙をテーマにした展示スペース。
入口入ってすぐには、マクロスFのバルキリー模型が展示されていて圧巻でした。
生徒たちもとても喜んでいました。千葉工大では総監督、メカデザイナーと協力し
マクロスfeat.CITプロジェクトとしてロボット開発を行っているそうです。
流星観測カメラの映像が流れていました。
隕石でつくられた日本刀 天鉄刀
約4億5千万年前に宇宙から飛来した隕石を刀鍛冶が鍛え上げ作り上げた刀。
本物同様鋭い切れ味だそうです。