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平成29年度救急法講習会が実施されました


平成29年7月11日(火)視聴覚室において救急法講習会を開きました。これまでは「熱中症予防」の講演と同時に実施してきましたが、今年度は心肺蘇生法に絞って、本校、保健体育科の教諭を講師とし、運動部部員を対象に実施しました。

       
 
まずは、主にAEDについての講義でした。AEDの機能・役割から始まり、AEDが必要になる事態は校内、校外を問わず常に起こりうること、その際は積極的に行動し、救える命を救うこと、等の心構えの後、実際の使い方の説明がありました。
                                    

緊急時には、AEDを使用すると同時に救急車を呼びます。AEDを稼働させたということは、その人を心肺停止状態にすることなので、蘇生するための胸骨圧迫が不可欠です。救急車が到着し、救急隊員に引き渡すまでの間、それは長い場合数十分になる可能性があるので、数人が交代で胸骨圧迫を行うべきです。そのための練習を生徒たちは真剣に行いました。              



最初はリズムが取れずに早すぎるテンポで行う生徒が多くいましたが、徐々に慣れ1分間に100回程度、深さ5cmほどの圧迫ができるようになって来ました。今回の講習の内容をふまえ、「いざ」というときは勇気を出して行動することを、一人一人が心に刻みました。